薬膳レシピを作って見ました。

「手羽先出汁の里芋、トマトのおでん」

寒くなって来たら欲しくなるのが、おでん。ですよね。

これは、母が作りました。里芋、手羽先（スープ用）、トマトと、大根の皮が入り、苦みのアクセントになっています。

濁らないように、低温で長時間煮ると、最高の美味しさになります。

好みで大根、玉子、等を加えても美味しいです。


材料（約１人分）

がんもどき――――1個
ジャガイモ――――適量
里芋―――――――適量
生芋コンニャク――適量
トマト――――――適量
大根の皮―――――少々
手羽先（スープ用）、適量
おでん出汁の元――適量


作り方

１ 里芋の皮を剥き、おでん出汁の元を入れ、手羽先からスープを作ります。

２　それぞれの具材をい入れて、沸騰したら、灰汁を取り、弱火にして、コトコト３時間ぐらい煮てみましょう。

３　皿に盛って、からし、又は、柚子胡椒で食べてみてください。　


里芋は、薬膳によると「脾胃（ひい）」胃腸などの消化器全般の事です。

お腹等に溜まった、老廃物や不調の原因となる邪気などを取り除く「解毒（げどく）」の作用。

胃腸の働きを整える「和胃（わい）」等の作用が期待できます。

また、里芋は、糖質を含みつつも血糖値の急激な上昇を抑える効果や、生活習慣病予防への期待が高い食材です。　

さらに、ビタミンB1やカリウム、食物繊維などの栄養素も豊富に含まれています。

寒い季節、たくさんおでんを作って、家族団らん。楽しい会話。



鍼灸マッサージ師、中医薬膳指導員　溝辺龍一（みぞべりゅういち）　作

レシピは写真が３枚ですが、ブログは多めに写真を掲載してみました。